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DVDディスクの研磨による蘇生
DVD Time
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DVDディスクのクリーニング

傷などが付いて再生不良になっている場合でも、諦めることはありません。DVDディスクの保護層の厚さは結構あり、研磨することで傷を取り除くことができます。あまり知られていませんが、よほど深い傷でない限り、記録面には傷は到達しておらず、単に読み込むためのレーザーの邪魔をしているに過ぎません。ですので、傷を取り除けば、データを読み込むことはできるのです(ちなみに、CDはレーベル面の保護が薄く、こちらの傷も致命的でしたが、DVDの場合、記録層がディスクの中央辺りにあるため、レーベル面の傷にも強くなっています(※))。

※記録用DVDや、ゲームのDVDなどでは異なる場合があります。

DVDディスクの研磨方法

研磨はプロの業者に頼むのが最も安心で、安上がりでしょう。1枚あたり数百円で復元してくれます。Googleなどの検索エンジンで「研磨 DVD」と検索すれば数多くの会社が見つかります。

また、家庭用のDVD研磨機も何種類か売られています(性能は業者の研磨機には劣ります)が、元を取るには結構大変なような気がします。

修復不可能なDVDディスク

研磨しても修復できないような場合もあります。下記のようなケースはあまり期待しない方がいいでしょう(研磨によって修復できる場合もあります)。

・深い傷
傷が記録層まで到達してしまっているような場合は、データそのものが破損していることが多いので、研磨しても直すことができないことが多いです。

・ペットや子供が噛んだ傷
傷ももちろんのこと、重点的に掛かる圧力で、データが破損していることが多いです。

・割れたり、変形したりしているディスク
研磨の問題ではなく、データが破損している可能性が極めて高いです。

・カビが生え、うっすら曇っているディスク
カビは保護層を浸透していきます。初期段階ならまだ取り除ける可能性がありますが、ディスクが曇ったような状態になっていると、既に手遅れの場合が多いです。DVDは一見カビが生えないように思えますが、樹脂なので十分にありえます。湿気が多いような場所で管理する場合、除湿剤と一緒にしまっておくことをお勧めします。

・レンジでチンしたディスク
データはほぼ完全に破損していると言っていいでしょう。DVDディスクを濡らしてしまった場合は、乾いている清潔な布で水分を拭き取り、乾いた後に、DVDディスクのクリーニングをして下さい。レンジやドライヤーは不可です。


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