
DVDプレイヤーのクリーニング
DVDプレイヤーのクリーニングと言っても、本当にクリーニングを行なう部分は、データを読み込むレンズ部分です。クリーニング方法は、クリーナーDVDディスクを、普通のDVDを観る時と同じように、DVDプレイヤーにセットするだけで、自動的にクリーニングをしてくれます。
(ちなみに、CDプレイヤーにも同様のクリーナーCDディスクがありますが、レンズの位置が違うので、DVDプレイヤー用のを用いるようにしましょう)
DVDプレイヤーのクリーナーには、“乾式”と“湿式”の2種類があり、それらは用途が異なります。間違って使い続けるとDVDプレイヤーの寿命を短くする可能性があります。
DVDプレイヤーのメンテナンス(乾式編)
乾式は簡単に書けば、ブラシでレンズの汚れを取り除きます。日常生活で言えばほうきで埃を払うような感じです。DVDプレイヤーの場合も同様に、埃などの汚れを取るのに適しています。
DVDプレイヤーのクリーニングでは、乾式は日ごろのメンテナンス程度のクリーニングに適しています。月に1回無いしは2回程度の定期的なクリーニングで用いるといいでしょう。
DVDプレイヤーのクリーニング(湿式編)
一方、湿式は、レンズをクリーニング液で磨きます。日常生活で言えばぞうきんで汚れを拭き取るような感じです。乾式よりも強力にクリーニングすることができます。特に油膜系の汚れを取るのに適しています。
DVDプレイヤーのクリーニングでは、湿式は、ごくたまに、多くて月に1回、通常は半年に1回程度でいいでしょう。問題が無いようなら使わなくてもいいくらいです。逆に、頻繁に湿式でクリーニングを行なうと、レンズにとってもあまりよくありません。
また、湿式の注意点として、クリーニング液は必ず説明書どおりの量にしましょう。多ければ余計に効くというわけではなく、精密機器なので逆に支障を与える可能性もあります。
注意:ビデオデコーダーのクリーニングとは逆
ビデオデコーダーのクリーニングをしたことが無い方は関係ありませんが、ビデオデコーダーのクリーニングでは、日常的なクリーニングに湿式、しつこい汚れに乾式というのが、一般的な使い方です。しかし、DVDプレイヤーでは、前述の通り逆になっているので、ビデオデコーダーのクリーニングに慣れている方は注意が必要です。
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